生活保護受ける高齢者世帯が減少 12年5カ月ぶり
2018年3月7日16時54分
https://www.asahi.com/articles/ASL374DG4L37UTFK00F.html

 昨年12月に生活保護を受けた世帯は前月より357世帯少ない164万2614世帯で、8カ月ぶりに減少した。厚生労働省が7日発表した。受給者数も前月より1236人少ない212万3290人だった。
 世帯別の内訳をみると、2005年7月から増え続けていた65歳以上の高齢者世帯が511世帯減り、86万5053世帯となった。減少は12年5カ月ぶりとなる。ただ、前年同月との比較では2万6667世帯増えている。厚労省の担当者は「高齢者世帯数の伸びが最近は鈍っていたこともあり、これまでの傾向が今回急に変わったとは考えていない」と話している。