教務主任の手紙にある「どこから津波が来ると声が聞こえて」について
これに対応する文言は、消防車にはないが、広報車にはあった
消防車「大津波警報が発令されています。高台へ避難してください」
広報車「津波が松林をこえて来ました。高台へ避難してください」
津波が来ると言っているのは広報車
広報車職員は広報したことを証言、
その広報車呼びかけを尋常ではなかったとして聞いたことを地域住民が証言、
とどめが教務主任の手紙
つまり、教務主任は広報車呼びかけを聞いていたと推認できる

これに対して、教師擁護派は、只野くんは、広報車呼びかけを聞いていたとの証言はしていないというが、
それはなに?である
反証になっていないことすらわからないのであろうか?
証言の証拠能力について理解できないレベルなのだろう
その証拠が証明するものは何か考えることも出来ないのであろう

また、教師擁護派は、手紙にある「サイレンが鳴って、どこから津波が来ると声が聞こえて」の「サイレン」に注目し、教務主任が聞いていたのは消防車であって、広報車ではないとも主張する
しかし、「サイレンが鳴って、その後に、とこから津波が来ると声が聞こえて」と解釈出来る
事実認定された時系列に沿ったものである
教務主任の手紙は「 どこから津波が来ると声が聞こえて、 サイレンが鳴って」ではないのである
あるいは、広報車職員が広報車にあった手持ちの拡声器のサイレン機能を使ったことも考えられる

地裁判決から一年半になるが、教師擁護派がこれまでに、地裁判決の具体的予見認定に対して、有効に反論出来たことは唯の一度もない