栃木県教育委員会は12日、入浴施設で女湯を盗撮したとして、小学校の男性教諭(25)を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は退職願を提出し、同日付で受理された。

 県教委教職員課によると、男性教諭は1月15日と18日に、学校での勤務が終わった後に温泉に立ち寄り、男湯から壁の上に手を伸ばすなどして、スマートフォンで計12回、女湯を動画撮影した。県教委の調べに対して、「女湯を見てみたかった。これまで信じてくれていた子供たちに申し訳ない」と話したという。入浴中の女性が気付いて発覚した。

 宇田貞夫教育長は「危機感を持って不祥事の未然防止に取り組んでいたところ、慚愧(ざんき)の念に堪えない。再発防止に努め、信頼を回復していきたい」とコメントした。

http://www.sankei.com/affairs/news/180313/afr1803130013-n1.html