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2018/3/12 10:003/12 12:01updated
©株式会社熊本日日新聞社

　人気漫画「ＯＮＥ　ＰＩＥＣＥ（ワンピース）」のキャラクターがラッピングされた新しいスクールバスが１１日、益城町の広安西小に贈られた。１２日から運行する。

　作者の尾田栄一郎さん（熊本市出身）と集英社の協力で、県が進める熊本地震復興プロジェクトの一環。同校のスクールバスの老朽化を知った県商工会議所青年部連合会など県内七つの経済団体が、費用約１８００万円を負担した。

　バスは４２人乗り。明るい色使いで、全面にルフィやチョッパーなどのキャラクターが描かれている。児童らが投票で決めた愛称は「Ｇｏｉｎｇましき号」。ピカピカの車体を見た３年の吉本真那斗君は「かっこいい！」と大喜び。４年の村岡心橙［こと］さんは「間近で見ると迫力がある。あしたから乗るのが楽しみです」。

　贈呈式では青年部連合会の宮崎賢太郎会長（４２）が「このバスで毎日元気に登校してください」とあいさつ。井手文雄校長は「安心、安全、笑顔で児童が登校できるシンボルになればうれしい」と語った。同校の通学のほか、町内の小中学校の社会科見学などの際にも利用される。（立石真一）

（2018年3月12日付　熊本日日新聞朝刊掲載）