溶接をしたら、ひずみが残る(残留応力歪)
これを焼きなまし(焼鈍)で、除去する。
これをやらなかった。
台車は焼鈍できる大きさ(橋とかは非常にやりにくい)。

亀裂発生場所は、溶接によってできた弱い場所そのもの。

これは現場の高卒では分からないかもしれない。
現場にいる金属・冶金専門家でないと(おれはその方面の専門家ではないが、一種の常識)。
それをやらせなかった上の問題だと思うが。

本来溶接場所で剥離することはない(剥離すれば、溶接工が完全アウト。上の指示だとしても責任は大きい)ので、その分のひずみを受け止める場所が必要である。
焼き鈍しで、力のかかる場所にかかる力を分散するのだが、その過程を踏まなかった。

誰の責任か知らないが、本質はこれだと思う。