欧州連合(EU)欧州議会のデバ対朝鮮半島交流議員団長は14日、仏ストラスブールで記者会見し、
北朝鮮の核問題をめぐり、北の閣僚を含む当局者と3年間で14回の秘密交渉を行ったと明らかにした。仏民放ラジオ「ヨーロッパ1」が伝えた。

 デバ氏は北朝鮮に対し、「無条件の対話」を求めてきたと発言。米国や日本、韓国とも接触してきたとした上で、
米朝間の信頼醸成に役割を担ったと主張した。

 同議員団の所属メンバーの一人は、「北朝鮮は議員団に、訪朝を積極的に呼びかけてきた」と明かした。
EUは2001年、北朝鮮と外交関係を樹立している。デバ氏は英保守党の出身。

http://www.sankei.com/world/news/180315/wor1803150031-n1.html