面識のない男性にナイフで切り付けたなどとして、相模原南署は傷害容疑で、東京都板橋区坂下の理学療法士、永野祐一朗容疑者(29)を逮捕した。容疑を認めている。

 逮捕容疑は、平成24年7月28日午前0時半ごろ、相模原市南区東林間のアパートの一室で、当時アパートに住んでいた会社員の男性(35)=川崎市麻生区=にステーキナイフで切り付け、つかみかかってきた男性を振り払うなどの暴行を加えたとしている。男性は右腕の切り傷など全治約10日のけがを負った。

 同署によると、永野容疑者は、男性の妻が同アパートに帰宅した際に一緒に室内に入り込み、男性が追い払おうとしたところ、暴行を加え、その場から逃走したという。男性の妻にけがはなかった。現場に残された衣服や凶器のナイフなどから永野容疑者の関与が浮上。永野容疑者は事件当時同区内に住んでいたが、男性の妻とは面識がなかったといい、同署は事件の詳しい経緯を調べている。

2018.3.15 07:08
産経ニュース
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