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3月16日 22時43分
今月末に廃止されるJR三江線は、廃止を前に利用客が増加していることから、17日から2週間だけ全線を直通する列車が増発されます。

JR西日本によりますと、三江線は今月31日に廃止されますが、廃止を惜しむ鉄道ファンなどが列車に乗車しようと全国各地から訪れているため、座る席がないほど混雑しているということです。

JRは春休みに入りさらに乗客が増えることが見込まれるとして、17日の全国ダイヤ改正に合わせて、全線を直通する列車を1往復増発することにしたものです。
これまで、三次と口羽、浜原と江津を結んでいた区間列車について、途中区間の運転を新たに行うことで1本の列車とします。
上りは三次駅を午後2時11分に発車する列車が、下りは江津駅を午後0時34分に発車する列車が、全線を直通で走ります。

この結果、三次駅と江津駅を直通する列車は上りが2本、下りが3本と1本ずつ増発されます。

JR西日本は「大勢のお客様にお越しいただいているので、直通便を増やすことで最後まで安全運行ができるようにしたい」と話しています。

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