河野太郎外相は16日午後(日本時間17日未明)、ペンス米副大統領とホワイトハウスで会談し、
5月末までの開催を見据える米朝首脳会談で、日本人拉致問題を取り上げるよう要請した。

ペンス氏は「日米は100パーセント共にある」と述べ、拉致問題の解決を含め、緊密に連携する考えを表明。
北朝鮮が「完全で検証可能な不可逆的な非核化」への具体的措置を講じるよう、最大限の圧力と制裁を維持する方針で一致した。

約20分間の会談で河野氏は、北朝鮮による核・ミサイル、拉致問題を包括的に解決すべきだとの考えを伝達。

両氏は4月初旬を見込む安倍晋三首相の訪米に向け、日米首脳会談の調整を進めることも確認した。
 河野氏はマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とも会い、北朝鮮問題などを巡り意見を交わした。
マクマスター氏は「核武装した北朝鮮は決して認められない。日米韓の連携が重要だ」と強調した。(共同)

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