血糖値スパイクが起こる原因は食べ過ぎだけではなく、
第1相の追加インシュリンの出るタイミングのディレイがおこっている。

追加インシュリンには貯めていたインシュリンを放出する第1相(血糖値が100を超えるくらいから)と
それがなくなったときに生産して追加する第2相があり第2相(血糖値が140を超えるくらいから)がおこると低血糖症状に至りやすい。
また膵臓の負担も大きくなってその機能低下にもつながる。

ディレイの原因は体内の血糖値センサーの不全。具体的には肝臓センサーの反応が鈍っていると考えられている。
その原因は脂肪肝だろうということで、脂肪肝の除去がその改善には有効になる。

糖質は肝臓に運ばれる。よって糖分で作られた中性脂肪はその機能で肝臓に集積しやすい。
脂質のみの摂取の場合は肝臓に特異的に集積するということがおこらない。

これが糖質制限の他のダイエットと違う優位性で血糖値スパイクをおこしている人には確実に優位性が高い。