0001みつを ★
2018/03/20(火) 06:56:49.77ID:CAP_USER93月20日 4時16分
佐賀県にある玄海原子力発電所3号機と4号機の再稼働を認めないよう住民が求めた仮処分の申し立てについて、佐賀地方裁判所は20日、判断を示します。九州電力は今月23日に3号機の再稼働を予定していて、裁判所がどのような判断を示すか注目されます。
佐賀県にある九州電力の玄海原発3号機と4号機について、佐賀県や福岡県などの住民73人は重大な事故が起きる危険があるとして、去年1月に再稼働を認めないよう求める仮処分を佐賀地方裁判所に申し立てました。
これまでの手続きでは、想定される最大の地震について揺れの大きさが妥当かどうかや、熊本県の阿蘇山で巨大噴火が起きる可能性や噴火した場合の原発への影響をどのように評価するかが争われました。
住民側は、想定の揺れが小さく評価されているほか、巨大噴火が起きた場合重大事故が発生すると主張し、九州電力は、想定を超える地震の危険や、原発の運用期間中での巨大噴火の可能性は極めて低いなどと主張しました。
佐賀地方裁判所は20日午前、住民の申し立てを認めるかどうか判断を示します。
玄海原発3号機と4号機は国の原子力規制委員会の新しい規制基準に基づく審査に合格し、九州電力は今月23日に3号機の再稼働を予定しているほか、4号機もことし5月の再稼働に向けて準備を進めています。仮処分の決定はすぐに効力が生じるため、裁判所がどのような判断を示すか注目されます。