http://www.sankei.com/smp/west/news/180320/wst1803200073-s1.html

鳥取大は20日、発表された四つの論文に画像の捏造や改ざんが見つかった問題で、責任著者で既に退職した医学部の三浦典正元准教授(58)を停職6カ月の懲戒処分相当にしたと明らかにした。元准教授は、論文に関わる研究費約100万円を国などに全額返済した。

 鳥取大によると、捏造や改ざんがあったのは、平成21年〜28年に発表された抗がん剤治療に関する4論文。元准教授は画像の編集や流用をしたことを認めた上で、不正についてはミスと説明していた。

 豊島良太学長は「全学を挙げて再発防止、不正行為防止のための改善措置の実施に取り組む」とのコメントを出した。