先週の野菜の小売価格は、キャベツや大根が平年の2倍近くと依然高値が続いていますが、徐々に値下がりし、農林水産省は来月中には全体的に平年並みに戻るのではないかとしています。

農林水産省は、キャベツや大根など5種類の野菜について全国のスーパーなど470店舗の小売価格を調査して毎週公表しています。

それによりますと、先週の全国平均の小売価格は、いずれも重さ1キロ当たりでキャベツが平年の2倍近い335円でしたが、前の週より22%値下がりしました。
大根も平年の2倍近い296円でしたが、前の週より7%値下がり。
白菜は平年の1.8倍の347円で、前の週より9%値下がりしました。
レタスは540円、トマトは689円で、いずれも平年並みの水準でした。

農林水産省は「野菜の価格は去年秋の台風21号やその後の低温の影響で高値が続いてきたが、このところ天候に恵まれ、出荷量が回復してきていて、多くの野菜で来月中には平年並みに戻るのではないか」と話しています。

3月22日 17時34分
NHK NEWS WEB
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