弱視男性 市発注の事故で骨折

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083270341.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年3月、岐阜市が発注した工事が行われていた市内の公園で、70代の男性が
ふたの開いたマンホールに落ち、あばら骨が折れる大けがをしていたことが分かりました。

岐阜市などによりますと、去年3月、岐阜市梅林南町の梅林公園で、市の発注を受けた業者が
災害時に活用するマンホールトイレを設置する工事を行っていた際、散歩に訪れた
市内の70代の男性がふたの開いた直径60センチほどのマンホールに落ち、
あばら骨が5本折れる大けがをしました。

事故が起きたのは市が工事完了の検査を行う日の朝で、業者が清掃作業に使った用具を片付けようと
マンホールのふたを開けたまま現場を離れた際に男性が転落したということです。
男性は弱視のため、周囲が見えにくい状態でした。
また、マンホールの周りに柵を設けるなどの安全対策は取られていませんでした。

岐阜市は工事後の引き渡しの前に起きた事故のため、責任は業者にあるとする一方、
「市が発注した工事の現場で事故が起きたのは残念だ」
として、今後、市として安全管理に関する知識と意識の向上を図るとともに
業者に対しても事故の防止策の徹底を求めるとしています。

03/22 19:22