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3月25日 4時18分
東京都は、子どもを預かる場所や経済的な支援制度など、子育てに関する情報をまとめた冊子を作りました。

東京都が作成したのは「とうきょう子育て応援ブック」という情報冊子です。多くの保護者が子どもに関する行政の施策などの情報を学校から得ているという都の調査結果を踏まえ、情報を確実に届けようと20万部を作成しました。

32ページの冊子のうち、子どもを預かる場所を紹介するページでは、小学生が放課後に過ごせる場所として、児童館などの学童クラブや地域の住民と交流できる放課後子ども教室があることが掲載されています。また、ひとり親の家庭を対象にした都独自の育成手当があることなど、子育てを経済的に支援する制度が紹介されているほか、それぞれの区市町村の相談窓口も載せています。

東京都福祉保健局は「子育ての情報を知らないがゆえに困ることがないように冊子を作ったのでぜひ活用してもらいたい」としています。

この情報冊子は、都のホームページでも見ることができるほか、新年度の小学1年生にも学校を通じて配布したいとしています。