【千歳】2019年春に公立化する見通しの千歳科学技術大学(千歳市美々)の今春入試の出願者数が1211人に上り、開学以来で過去最多となった。倍率は定員(240人)の5・05倍だった。千歳科技大は11年度入試以降、定員割れが続いてきたが、公立化後に授業料を半減する方針を示していることから、出願者の急増につながったとみられる。

 これまでの最多は、開学時の1998年春の1039人。科技大の担当者は、出願者が増えた要因について「今春の入試では受験生の保護者から公立化後の授業料についての問い合わせが多かった。授業料半減の方針が認知された影響では」としている。

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