去年12月、宮城県大崎市内のスーパーマーケットで食料品を盗んだとして、宮城県は50代の男性職員を、27日付けで懲戒免職処分としました。

懲戒免職処分を受けたのは、県林業技術総合センターの伊藤俊一主任研究員(56)です。
県によりますと、伊藤研究員は去年12月、大崎市古川のスーパーマーケットで、肉やアイスクリームなど約3800円相当を盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕され、今年2月、古川簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。

また、伊藤研究員はおととし11月にも、勤務先の立ち木5本を伐採し盗んだとして、森林法違反の疑いで逮捕送検され不起訴処分となりましたが、停職8カ月の処分を受けて復帰したばかりでした。

伊藤研究員は「停職処分中、収入がなく住宅ローンの返済など生活費に困っていた」と話しているということです。
県は再発防止に向け、職員の指導に努めたいとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00010006-oxv-l04