3/28(水) 17:11配信
朝日新聞デジタル

 スナック菓子にチョコレート、電子たばこのようにして使う液体の「リキッド」……。大麻が近年、様々に形を変えて広がっている。こうした「大麻製品」は、含まれる幻覚成分の濃さの割に手を出しやすく、乱用が懸念されている。

 財務省関税局によると、全国の税関が水際で摘発したチョコレートやクッキー、グミなどの菓子類やリキッドなど大麻製品は、4年前から急増。最も多かった2015年で24件に上った。16、17年は各9件。11〜13年は年間1〜2件にとどまっていた。危険ドラッグ対策が14年に本格化した影響もあるとみられる。

 国内で押収される例も目立つ。関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室は今年に入り、違法薬物事件の捜査の過程で、スナック菓子やブラウニーを押収した。

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