https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180329/k10011384181000.html

「10日以上・1日8時間程度・事前研修必須・宿泊交通費各自負担」
28日公表された東京オリンピック・パラリンピックのボランティアの募集要項案。
「やってみたい!」「これってブラック?」ネット上では、様々な声が飛び交っています。
        
まずは自国開催のオリンピックで体験を共有したいという人。

「一生に一度であろう日本でのオリンピックだからやってみたい」
「今日から息子が英会話教室に通い始めた。東京オリンピックでボランティアしたいんだって!」

一方で目立ったのは、あまりに厳しい条件だという声。

「交通費、宿泊費は自己負担で宿泊先も自身で手配って、、、それで1日8時間、、、ブラックだ」
「東京五輪のボランティアはやりがい搾取」
「地方から来る人は飛行機代も宿泊代も自己負担なんだな。地方から行くわけないじゃん」

「東京オリンピックが決まったときは『ボランティアやりたい!一生の思い出になるし人生経験としてやっておきたい!』
って思ったけどこんな条件ならやりたくなくなった」

また、仕事がある社会人でも参加しやすいように制度を整えてほしいという人も。
「東京オリンピックボランティアは学生さんしか出来ないでしょ!社会人は10日も休めない」

■ボランティアの応募条件・活動は

今回、募集が行われるのは、大会の運営に直接関わる「大会ボランティア」と、自治体が募集し空港や駅などで案内を行う
「都市ボランティア」の2種類で、合わせて11万人以上が必要と試算されています。

このうち「大会ボランティア」の応募条件は、2002年4月1日より前に生まれた人、合計10日以上活動でき、
指定するすべての研修に参加できること。積極的に応募していただきたい方として、競技の基本的知識がある人、
英語やその他言語のスキルを生かしたい人などが挙げられています。

活動分野は観客や関係者の案内、チケットのチェック、会場や選手村の運営サポートなどのほか、
空港などでの海外要人の接遇、関係者が会場間を移動する際の車の運転、ドーピング検査のサポートや
国内外のメディアの取材サポート、東京大会を記録するための写真や動画の編集サポートといったものまであります。

1日の活動時間は8時間程度で、1日1回を原則とする飲食やユニフォームは支給されますが、
交通手段や宿泊場所は各自が手配し、費用も自己負担です。

■組織委員会 “ボランティアで感動の体験を”

そもそもオリンピックの運営になぜ多くのボランティアを募集するのか。

大会組織委員会のホームページによると「都民・国民一人ひとりに大会成功の担い手になってもらうことが必要不可欠であり、
ボランティア活動への参加は、他では決して得られない感動を体験する貴重な機会となる」としています。

ちなみにこれまでボランティアが最も多かったのが2012年のロンドン大会のおよそ7万人で、東京オリンピックはこれを上回る規模です。

前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1522387624/