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4月1日 20時44分
バナナのたたき売り発祥の地とされる北九州市で観光PRを担ってきたイメージキャラクターの「バナナ姫ルナ」が3月末で活動を終え、引退イベントが開かれました。

バナナ姫ルナは北九州市の門司港が発祥とされるバナナのたたき売りをイメージした市のキャラクターで、市内の観光名所のPRを担ってきました。
北九州市観光課に勤務する井上純子さん(31)が、おととしから手製の衣装を身につけて活動を始め、「本気すぎるコスプレ公務員」としても有名になりましたが、昨年度で活動を終えることが決まっていました。

引退当日の3月31日にはJR小倉駅でこれまでの活動を振り返るイベントが開かれ、地元のファンなど100人以上が集まりました。

訪れた人たちはステージ上でルナと一緒に記念撮影をするなどして引退を惜しんでいました。

地元の50代の女性は「引退は残念ですが本当にお疲れ様でしたと伝えたいです」と目を潤ませていました。

バナナ姫ルナは「活動を始めた頃は、不安や戸惑いもありましたが、たくさんの方々に北九州を知ってもらえたと思います。これまで活動を続けてきてよかったです」と話していました。