「複数に分かれ登山していた」 八ケ岳滑落死亡事故で山岳会代表
2018/04/02 17:07
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201804/sp/0011126742.shtml

 長野県の八ケ岳連峰・阿弥陀岳(2805メートル)で登山中の男女7人が滑落し3人が死亡した事故で、所属先の山岳会の代表が、加盟している大阪府山岳連盟に「複数のグループに分かれて登っていた」と報告していたことが2日、連盟への取材で分かった。
県警が当時の詳しい状況を調べている。
 事故直後、負傷者を治療した同県茅野市の病院は、軽傷の1人の証言として「全員がザイルでつながっていた」と説明。
しかし連盟によると、7人が所属する山岳会の代表は、救助者から当時の話を聞いた上で「全員が数珠つなぎになって登っていたわけではない」と報告してきたという。