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読売新聞

 イオンは2日、グループの若手社員など約20万人に1人あたり1万円を支払うことを検討していると発表した。

 3月に2018年2月期連結決算の見通しを上方修正しており、業績に貢献した従業員に対して利益を還元して現場の意欲を高める狙いだ。時期や現金にするかなどの具体的な支給方法は今後詰める。

 非管理職の若手社員やパート社員の一部など社内で賃金水準が低い人が対象で関連費用に約20億円を18年2月期決算に計上する方針だ。

 イオンが先月発表した18年2月期決算の見通しでは、営業収益が前期比1・9%増の8兆3700億円、最終利益が86・6%増の210億円だった。11日に公表予定の最終利益はさらに上振れする見込みという。