https://jp.reuters.com/article/softbankgroup-gcl-solar-idJPKCN1H90DH

2018年4月2日 / 07:36 / 17時間前更新
[北京 2日 ロイター] - ソフトバンクグループ(9984.T)は、インドの太陽光発電市場への投資計画の一環として、同国で中国の協キン集成科技(GCLシステム・インテグレーション・テクノロジー)(002506.SZ)と9億3000万ドルの合弁事業を立ち上げることで合意した。

GCLが30日に深セン取引所に提出した文書によると、GCLが技術を提供し、ソフトバンクは土地取得や規制当局の承認獲得を支援する。

最終的な発電能力は4ギガワット(GW)になる予定で、2GWずつの2段階で拡大していく。

合弁会社の持ち分はソフトバンクが60%、GCLが40%となる。

事業の財源はソフトバンクのビジョン・ファンドから賄う。ビジョン・ファンドの調達資金は昨年5月時点で930億ドル超とプライベートエクイティ・ファンドとしては世界最大規模。

ソフトバンクは2015年に、台湾の電子機器受託製造大手・鴻海科技集団(フォックスコン・テクノロジー・グループ)(2354.TW)、インドの複合企業バーティ・エンタープライゼズとともに、インドでの太陽光発電事業に最大200億ドルを投資する計画を明らかにした。