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2018/04/04(水) 18:18:18.20ID:CAP_USER9おならをテーマにしたユニークなかるたが人気を集めている。仙台市青葉区の広告プランナー松村洋さん(42)が企画・製作した「おならカルタ」で、キャッチフレーズは「おならのことだけ考えました」。47文字分の言葉とイラストに、思わず「ぷっ」と笑ってしまいそうだ。
5年ほど前のある日、松村さんが同市の街中を歩いていると、前にいたお年寄りの男性が「プーッ」と長いおならをしながら横断歩道を渡りきった。白い帯状の線の上を歩く姿に、「ふ・プー連続帯に突入した」。ふと、そんなかるた言葉が浮かんだ。それ以降「おなら」が気になり、本を読むなどして思いついた言葉をことわざや故事にもじったり、ダジャレにしたりしながらメモした。
書きためた言葉をかるたにしようと思ったのは、松村さんの故郷が関係している。松村さんは高校生まで群馬県高崎市で過ごした。同県では名所や名物を織り込んだ「上毛かるた」が盛んで、小中学生が毎年県大会で腕を競うほど。「幼い頃に親しんだ上毛かるたがなければ、これをやろうとは思わなかった」と語る。
製作は2014年から始めた。文言は全て松村さんが考え、絵札のイラストは不条理なギャグなどが人気の漫画家・長尾謙一郎さんが担当した。長尾さんには自分がファンというだけで突然依頼したが、快諾してくれたという。
私費で3000セットを作り、昨年10月から販売開始。世間ではちょうど、「うんこ」の言葉が入った「うんこ漢字ドリル」が大ブームになっていた。「表だっては触れようとしないが、実はみんながするもので、内輪では笑いの種にもなる」と松村さん。かるたもじわりじわりと広まっていった。
画像共有サービス「インスタグラム」には「娘、絶賛。一人カルタしてます」といった投稿が相次ぐなど、小学生の子供がいる世帯を中心に人気を集める。一方で、松村さんの元へは「孫と遊びたい」「老人会でかるたをしたい」など、高齢者からの問い合わせも。松村さんは「最先端のゲーム機はたくさんあるが、アナログな遊びも通用するんだなと思った。『くだらない』と分かっていながらも、おならが持つ笑いの力で世代を超えて楽しんでほしい」と期待する。
おならカルタは専用サイト(URLはソースでご確認下さい)から購入できる。1セット2500円(税込み、送料別)。(仲條賢太)
2018年04月04日 13時01分
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