「よう来てちょうだゃぁすばしたなも」。名古屋市営地下鉄が3月下旬から、観光スポットに近い市内五つの駅で「名古屋ことば」案内放送を始めた。冒頭の一節は「ようこそお越しいただきました」だが、地元の人でも普段聞き慣れない言い回しも。おもてなしの心がきちんと伝わるか、心配する声もなくはない。

 案内が流れているのは、名古屋城(中区)最寄りの市役所、熱田神宮(熱田区)に近い神宮西と伝馬町、コアラを飼育する東山動植物園(千種区)近くの東山公園と星ケ丘の各駅。通勤ラッシュの朝夕は避け、施設が開いている時間帯に、女性アナウンサーがのんびりと上品な口調で目的地への出入り口を案内する。

 市役所駅では「名古屋城にいかゃぁすにはなも、7(ひち)番出入り口を、使ってちょうでゃぁ、ええかゃぁも(7番出入り口をご利用ください)」といった具合だ。

 娘が春から市内の大学に通うことになり、3月末に一緒に名古屋城を訪れた札幌市の主婦林美和子さん(47)は、市役所駅で「ナゴヤに来た感じ。温かい」。岐阜県大垣市の女性(33)は「なまりが強すぎて、分かりにくい」。市内の女子大生(19)は「若者は使わない。理解できない」と冷たい受け止め方だった。

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産経新聞 2018.4.5 11:02
https://www.sankei.com/smp/west/news/180405/wst1804050044-s1.html

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