カノン砲の試し撃ち

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180405/5080000260.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことしの明治維新150年に合わせ、佐賀市の佐賀城本丸歴史館では、
幕末の佐賀藩が作った大砲を再現したカノン砲による祝砲の試し撃ちが行われました。

佐賀市にある県立佐賀城本丸歴史館では、ことしの明治維新150年に合わせ、
鉄製大砲を鋳造したり実用できる蒸気船を建造したりした、佐賀藩の歴史を紹介する展覧会を開いています。

展覧会の一環で、今月28日にはカノン砲を再現した大砲で7発の祝砲を撃つ催しが行われる予定で、
5日本番を前に試し撃ちを行いました。
再現されたカノン砲は長さがおよそ3メートル、重さがおよそ2.5トンあり、
委託された業者の担当者が導火線に火をつけると、3発の空砲が次々に撃たれ、
周囲には大きな音が鳴り響きました。

佐賀城本丸歴史館には春休みの子どもなどが見物に訪れていて、
当時を再現した大きな音に驚いた様子で耳を押さえていました。

佐賀城本丸歴史館の井上将宏さんは
「カノン砲は当時の佐賀藩の技術の高さを証明するものなので、
大勢の人にイベントに訪れてもらい、佐賀藩の近代的な技術を知ってもらいたい」
と話していました。

04/05 12:11