宮城県漁業協同組合の男性職員が塩釜市の水産加工会社に原材料を不正に販売し、県漁協に3億円余りの損害が出ました。

県漁協によります2016年6月から去年11月にかけて、複数回にわたり、塩釜市の水産加工会社に取引限度額の4000万円を超えるギンザケなどの原材料を販売していました。

去年11月、水産加工会社が倒産し、代金の支払いが滞ったことで、不正な販売が発覚しました。県漁協の損害額は3億1400万円に上ります。県漁協は男性職員を諭旨退職の懲戒処分とし、「再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。

2018年04月10日 12時36分
KNB
http://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201804101245010.html