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4月13日 5時26分
14年前、広島県廿日市市で当時17歳の女子高校生が殺害された事件で、現場に残されていた指紋やDNA型が別の暴行事件で書類送検された山口県内に住む30代の男のものと一致したことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は事件に関わった疑いがあるとして殺人の疑いで男の逮捕状を取り、容疑が固まりしだい逮捕する方針です。

逮捕状が出ているのは山口県内に住む30代の男です。

平成16年10月、広島県廿日市市で高校2年生だった北口聡美さん(当時17)が自宅で男に刃物で刺されて殺害され、聡美さんの祖母も大けがをしました。

警察は、目撃された若い男の似顔絵を公開し、現場に残されていた指紋やDNAをほかの事件の容疑者と照合するなどして捜査を進めてきました。

その結果、別の暴行事件で書類送検された山口県内に住む30代の男の指紋とDNA型が現場に残されていたものと一致し、事件に関わった疑いがあるとして殺人の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は容疑が固まりしだい男を逮捕する方針で、今後、本格的に取り調べて事件の動機や詳しいいきさつについて調べを進めることにしています。