12日午後、富山市のリサイクル工場で、約12メートルの高さからクレーンが落下し、作業していた43歳の男性社員が下敷きになって死亡しました

12日午後5時すぎ、富山市婦中町吉谷にある「富山環境整備」の廃棄物のリサイクル工場で、「作業員が機械の下敷きになった」と社員から消防に通報がありました。

作業員は、射水市野手に住むこの会社の社員、酒井孝幸さん(43)で、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、酒井さんは、約12メートルの高さから落下したクレーンの下敷きになったということで、事故当時、酒井さんは1人で作業にあたっていたということです。

クレーンは、▼高さが約2メートル、▼幅が約10メートル、▼奥行きが約5メートルだということです。

警察は、会社の関係者から話を聞くなどして当時の詳しい状況を調べています。

事故について、会社はNHKの取材に、「亡くなった社員のご家族に心よりおわび申し上げます。どのような原因であれ会社の責任を免れることはできず、深く反省するとともに、2度とこうした事故が起きないよう安全対策を徹底したい」としています。

04月13日 12時35分
富山 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063891171.html