日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29262980R10C18A4FF2000/

【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、域内の消費者の保護強化策を加盟国と欧州議会に提案した。
消費者団体が消費者を代表して大企業に補償金などを請求する「代表訴訟」をEU全域で導入するのが柱だ。
2015年に発覚した独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル排ガス不正問題で、消費者の権利を守る手段の強化が必要との声が高まったことに対応する。

「グローバル化した世界では、大企業が消費者に対して非常に有利な状況になっている。それを修正する必要がある」。
消費者保護策を担うヨウロバー欧州委員は11日の記者会見で強調した。

新提案では個々の消費者に代わり、消費者団体などが企業に補償金や商品の交換、修理などの救済策を求める「代表訴訟」をEU全域でできるようにする。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29262980R10C18A4FF2000/