仮想通貨1.9億円詐取事件、詐欺容疑で新たに5人逮捕
2018年4月16日13時00分
https://www.asahi.com/articles/ASL4J320ZL4JUTIL003.html

仮想通貨交換業者を介さない個人間の「相対(あいたい)取引」を装い、仮想通貨約1億9千万円相当が詐取された事件で、警視庁は、東京都新宿区北新宿4丁目、会社役員八木橋健太郎容疑者(32)ら男5人を詐欺の疑いで新たに逮捕し、16日発表した。全員容疑を否認しているという。同庁はこれまでに兵庫県の20代の男7人を同容疑で逮捕しており、八木橋容疑者が指示役とみている。
 サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は昨年7月、東京都内の会社社長の40代男性にビットコインと現金2億円の交換を持ちかけ、644・1BTC(当時約1億9千万円相当)を仮想通貨口座に送らせて詐取し、このビットコインを横浜市内の交換業者に送って現金約1億7400万円と交換したというもの。同課は八木橋容疑者を除く4人が偽造運転免許証を提示するなどして換金に関与していたとみている。