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明治四十一年に、ロンドン大学で「国際道徳教育会議」が開かれました。
そこに提出された『日本の修身教育』は各国の注目を集め、“道徳教育の粋”として絶賛されました。
以来、多くの国が“範”を『日本の修身教育』に求め、修身を参考に道徳の教科書を編んでいるのです。

しかし、敗戦後に日本の修身教育の素晴らしさを知っていたマッカーサーは、これを狙ったのです。
手強い日本を骨抜きにする為、修身や歴史の授業停止を指令、教育勅語を退けて教育基本法を制定しました。

その米国でさえも、学校に暴力が蔓延り、学力が著しく低下し、麻薬も蔓延して、教育現場が荒廃しました。
時のレーガン大統領は、日本に使節団を派遣し、その代表のベネット氏は『道徳読本』を書きました。
それは、三千万部という大ベストセラーになり、それを基盤にアメリカは再建に向かったのです。

戦後、西ドイツのアデナウアー首相は、日本の修身に学んだ道徳教育を推進して復興を果たしました。
イギリスのサッチャー首相は、道徳教育を強化する教育改革を行ってイギリスを蘇らせました。

http://www.moral-science.com/world.html  (S0672)

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●【『教育勅語』を大本にした“修身”で扱われた『十二の徳目』】●

一、 『父母ニ孝ニ』
    親や先祖を大切にしましょう。

二、 『兄弟ニ友ニ』
    兄弟は仲良くしましょう。

三、 『夫婦相和シ』
    夫婦はいつも中むつまじくしましょう。

四、 『朋友相信ジ』
    友達はお互いに信じあいましょう。

五、 『恭倹己ヲ持シ』
    自分の言動をつつしみましょう。

六、 『博愛衆ニ及ボシ』
    広くすべての人に愛の手をさしのべましょう。

七、 『学ヲ修メ業ヲ習イ』
    勉学にはげみ技能を身につけましょう。

八、 『知能ヲ啓発シ』
    知徳を養い才能を伸ばしましょう。

九、 『徳器ヲ成就シ』
    人格の向上につとめましょう。

十、 『公益ヲ広メ政務ヲ開キ』
    広く世の人々や社会のためにつくしましょう。

十一、『国憲ヲ重ンジ国法ニ遵イ』
    規則に従い社会の秩序を守りましょう。

十二、『一旦緩急アレバ義勇公ニ奉シ』
    勇気をもって世のためにつくしましょう。
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