NHKニュース 4月18日 17時23分

配管から蒸気が漏れるトラブルが起き、発電を停止していた佐賀県にある玄海原子力発電所3号機について、
九州電力はトラブルへの対策に地元の理解が得られたとして、18日午後3時すぎに発電と送電を再開しました。

佐賀県玄海町にある玄海原発3号機は、再稼働から1週間後の先月30日、放射性物質を含まない蒸気が漏れるトラブルがあり、
九州電力は、トラブルは配管のカバーの隙間から雨水がしみこみ腐食して穴があき、発生した可能性が高いとしています。

九州電力は発電を停止し、安全対策について検討を進めてきましたが、
佐賀県や地元の玄海町から今後の対応への理解が得られたとして、18日午後3時すぎに発電と送電を再開したと発表しました。

このあと徐々に出力を上げ、来月中旬には営業運転を始める予定です。

また、玄海原発では4号機も早ければ今月21日に核燃料を入れる作業を始め、来月にも再稼働する計画です。

九州電力は「安全確保を最優先に、工程にとらわれることなく慎重に進めていく」とコメントしています。

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