鳥羽水族館でフンボルトペンギンの赤ちゃんが孵化(ふか)し、順調に育っている。同館で今年初めてのペンギンの誕生。「ふわふわの毛に覆われ状態も良好」でゴールデンウイークごろには、巣穴から顔をのぞかせるようになるという。

 両親は、同館で生まれ育った大豆(オス、6歳)とキムチ(メス、8歳)。今月16日に孵化し、体長約13センチ、体重89グラム。性別はまだ不明だが、順調に育てば3カ月ほどで親鳥と同じくらいの大きさになり、来年の夏には羽も生え替わって大人の姿になる。同館のフンボルトペンギンはこれで57羽に。昨年は2羽生まれており、今シーズンもさらに誕生する可能性があるという。フンボルトペンギンは、南アメリカ南部などに生息し、体長60センチ、体重4キロ程度にまで育つ。

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