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2018年4月21日 10:56 発信地:日本
【4月21日 時事通信社】米経済誌フォーチュンは19日、「世界の偉大なリーダー50人」を発表し、37位に中満泉国連軍縮担当上級代表(事務次長)を選出した。米シンクタンク「スティムソン・センター」のフィンレイ代表は選評で「頭脳明せきな現実主義者」と紹介した。

 同代表は「シリアでの化学兵器使用疑惑で彼女の外交手腕が試されてきたが、彼女の静かな活動が地域紛争の拡大防止に寄与してきた」と評価した。中満氏はツイッターに「私ではなく、国連の軍縮の仕事の重要性が認められた」とコメントした。

 日本人で選ばれたのは中満氏のみ。1位には銃乱射事件を機に銃規制を訴えてきた米フロリダ州の高校生らが選ばれた。このほか、セクハラ被害を公表する「#MeToo」運動が3位、韓国の文在寅大統領が4位だった。(c)時事通信社