健康志向による鶏肉人気の高まりを受けて、総合商社が競うように鶏肉事業を拡大している。住友商事は新たにトルコから輸入するほか、三菱商事はタイで鶏肉の加工を始める。鶏肉は国内で最も消費される食肉となった一方、海外でも安価で宗教上の忌避が少ないため需要が伸びている。世界を股にかけた「チキンレース」が熱を帯びる。

住商は5月から日本で初めてトルコ産の鶏肉の輸入を始める。トルコの鶏肉加工大手のハスタブック

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO29692170R20C18A4SHA000?s=2