>>116
マスタングはポニーカーと呼ばれるように、元々の狙いは免許取立ての女子学生が簡単に乗れるちょっとスポーティーな小型車。
(裕福な家庭では10歳ぐらいの娘の誕生日に馬のポニーをプレゼントする習慣があったので、それになぞらえてポニーカー)

思わぬヒットにGMやクライスラーからカマロやチャレンジャー、バラクーダなど男ウケする細マッチョな車が発売され、マスタングもそっちの路線になっただけで、最初からフェラーリは意識していない。

そもそも、60年代前半のアメリカではフェラーリはごく一部のレーシングカーマニアしか知らない存在。絶好調のビッグ3がそんなキワモノ自動車メーカーなど気にも留めてなかった。
(当時はVWビートルが小型車市場で脅威になりつつ時代で、トヨタは灼熱のフリーウェイを100km/hで長時間走行する車すら作れなかった)