0001ガーディス ★
2018/04/23(月) 12:00:10.76ID:CAP_USER9カワウは体長80センチほどの大型の水鳥で、1日500グラムほどの魚を食べることから、あゆなどの漁業資源に被害が出ることが問題となっています。
東京都や栃木県など関東地方を中心とした11の都と県は、広域的な対策が必要だとして今月17日から一斉にカワウを追い払ったり、捕獲したりする取り組みを行っています。
このうち、宇都宮市の鬼怒川の河川敷ではカワウよけのテグスが張られ、地元の漁協の組合員が毎日、交代で打ち上げ花火を使ってカワウを追い払っています。
23日は10羽ほどのカワウが川の近くにいましたが、花火の音が鳴り響くと一斉に飛び去っていきました。
栃木県鬼怒川漁業協同組合の小貫克巳事務局長は「あゆが減ると釣り客も減るので、追い払うことで漁業資源を確保していきたい」と話していました。
カワウ被害と対策
国や栃木県によりますと、カワウは全国で数が増加していて、栃木県内でも平成28年度には、過去10年で最も多い2500羽余りが確認されています。
漁場などで魚を食べるほか、ふんによって悪臭や木が枯れるといった被害も問題になっています。
栃木県真岡市の井頭公園では150羽ほどのカワウが巣をつくっているとみられ、園内の釣り池で魚が食べられているのが見つかっているほか、周辺の木の葉はふんによって枯れ落ちています。
カワウは1日に数十キロ移動することもあるため、国や栃木県は県境を越えた対策を検討する協議会を設置し、2023年度までにカワウを半減させることを目標にしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20180423/k10011413971000.html