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五城目町の農家では、春の山菜のシドケを畑で栽培し、新しい特産品として売り出していて、収穫が最盛期を迎えています。

シドケは、おひたしや天ぷら料理に使われる人気の春の山菜です。

山に入るとクマに遭遇する危険があるため、五城目町の農家の人たちは、研究会を立ち上げ、去年からシドケを畑で栽培しています。

このうち、研究会の会長の加藤栄悦さん(69)の畑では収穫の最盛期を迎えていて、24日は午前6時前から、20センチほどに育ったシドケを次々と摘み取っていました。

五城目町の研究会では、畑で栽培したシドケを新しい特産品にしようと、メンバーで栽培の技術を共有するとともに、同じブランド名で売り出しています。

ことしは、飲食店や宿泊施設のほか、隣の大潟村の道の駅などにあわせて150キロを出荷し、およそ60万円の売り上げを見込んでいます。

加藤さんは、「天然のシドケよりも茎が軟らかく食べやすいのが特徴だ。五城目町といえばシドケだと思ってもらえるように取り組みを続けていきたい」と話していました。

04月24日 13時06分
秋田 NEWS WEB
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