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2018/04/25(水) 22:55:39.29ID:CAP_USER9南相馬市の建設会社など4社と日立グループが出資する発電事業会社「南相馬サステナジー」(南相馬市)は24日、東日本大震災で津波被害を受けた南相馬市鹿島区右田、海老地区に建設を進めていた大規模風力発電施設「万葉の里風力発電所」の完工式を行った。
市は再生可能エネルギーの導入促進のほか、新たな観光資源として交流人口の拡大などにも期待を寄せる。
ブレード先端の高さ131メートルの風力発電機4基を設置。
総出力は9400キロワットで年間発電量は一般家庭約4500世帯分の年間使用量に相当する。
3月15日に商業運転を開始した。
市有地約2.6ヘクタールを借りて海岸線に沿って建設。
風車はドイツ製でブレードの直径は92メートル、1基当たりの出力は2350キロワット。
同社によると、風力発電機1基の大きさは陸上で国内最大級。
総事業費は約32億4700万円。発電した電気は東北電力に販売する。
完工式は南相馬市鹿島区の現地で行い、佐々木幸一社長が「地元の復興のシンボルとして皆さんから愛される存在になれるよう努力を重ねていく」とあいさつ。
門馬和夫市長が「発電所で生み出される電力を地元で使用することで電力の地産地消を進めていく」と述べた。
写真:津波被害の沿岸部に完成した「万葉の里風力発電所」=24日、南相馬市鹿島区
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福島民友ニュース 2018年04月25日 09時59分
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