酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとして、栃木県警さくら署は27日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、同県さくら市氏家、下野新聞社クロスメディア局地域創造部長、村上富士夫容疑者(50)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は26日午後11時半ごろ、同市長久保の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転したとしている。同署によると「宇都宮市内で酒を飲んだ」と容疑を認めている。運転中、ガソリンスタンドから出てきた大型トレーラーと接触事故を起こし、検査で基準を超えるアルコールが検知された。けが人はなかった。

 下野新聞社は「報道機関の社員として絶対にあってはならない行為で、深くおわびします」とコメントし、詳しく調査した上で厳正に処分するとしている。

 同社によると、26日夜、宇都宮市内で行われた会社の歓送迎会に出席し飲酒。その後、同僚数人と2次会へ向かい、帰宅のため自家用車を運転した。これまで飲酒で問題を起こしたことはなかったという。

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