韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長による南北首脳会談は、27日夕、板門店の韓国側施設「平和の家」で続開し、両首脳は会談を終えた後、同日午後6時頃、南北共同宣言に当たる「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」に署名した。

 韓国メディアなどによると、板門店宣言は13項目で構成。13項目で「南北は完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した」とうたった。ただ、非核化への具体的な道筋については言及しておらず、また、日本人拉致問題や日朝関係についても触れていない。

 宣言はさらに、朝鮮戦争(1950〜53年)の休戦協定締結から65年となる今年中に「終戦を宣言、休戦協定を平和協定に転換し、恒久的で強固な平和体制構築のための南北朝鮮、米国の3者、または南北、米国、中国の4者会談開催を積極推進することにした」と明記した。

 両首脳は署名後、「平和の家」前の屋外に設置された会見場で、そろって共同発表に臨んだ。

 両首脳は27日夜、「平和の家」で夕食会に出席し、一連の行事を終える。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180427-00050122-yom-int
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