イノシシなどの捕獲を学ぶ講習会

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180501/5080000444.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

上峰町は、農作物を荒らすイノシシなど、深刻化する有害鳥獣対策を学ぶ講習会を開きました。

この講習会は、上峰町が開いたもので、専用の研修施設がある
隣のみやき町の会場に町民11人が集まりました。
講師を務めるのは、農林水産省の農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーなどの資格を持つ、和田三生さんです。

和田さんは、鳥獣の捕獲で成果をあげるためのコツとして、道具や設備の充実だけでなく、
動物の足跡や歩幅などから体の大きさや種類を推測し、より適切な方法を選ぶ
知識を持つことの大切さを指摘しました。

そのうえで、さまざまな「わな」が展示されている施設に移動し、実際に操作しながら
使い方や設置に適した場所などを説明していました。

上峰町では、今年度中に合わせて10回の講座を開いて、受講した人を中心に
「捕獲隊」を結成し、有害鳥獣の捕獲を強化する計画です。

参加した70代の男性は
「周囲にイノシシが出没し始め、アライグマも増えて、猫が減ったり、
畑が荒らされたりといった被害も出ているので、深刻化する前に対策を取りたい」
と話していました。

05/01 16:49