”すわちゃん”が漁業に被害か

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20180501/5060000592.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

宮崎県串間市の海岸に居つき人気者になっているゴマフアザラシが
漁業者がいけすに入れた魚を食べている可能性が高いことがわかり、関係者の頭を悩ませています。

いけすの魚を食べているとみられるのは、おととし宮崎県串間市の諏訪浜に姿を現してそのまま居つき、
「すわちゃん」の愛称で親しまれているゴマフアザラシです。
諏訪浜の近くで定置網漁をしている川崎義成さんによりますと、先月27日以降、港に設置した
「いけす」に入れていたブリ合わせて9匹が頭の部分を残すなどして
食べられているのが見つかったということです。

このいけすでは「すわちゃん」が枠の上で休んでいる姿がたびたび目撃されているほか、
今回のような被害をもたらす動物はほかに考えにくいことから、川崎さんは
「すわちゃん」がいけすの中に入って魚を食べた可能性が高いとみています。

食べられたブリは出荷調整のためにいけすに入れていたもので、中には重さ10キロの大物もいたということです。

川崎さんは
「かわいいだけに悪さをされてショックです。すわちゃんとの共存に向けて知恵を絞っていきます」
と話していました。

周辺では沖合にしかけた定置網の中の魚が食べられる被害も確認されているということで、
漁業者たちは侵入を防ぐ網を設置するなどの対策を取れないか検討を進めています。

05/01 12:15