長崎市長 ローマ法王に謁見

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180503/5030000559.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ヨーロッパを訪問している長崎市の田上市長は、バチカンを訪れてローマ法王と謁見し、
被爆地への訪問を求めたうえで、被爆地から核兵器廃絶に向けたメッセージを
発信してほしいとする親書を手渡しました。

フランシスコ法王は、ことし1月、原爆投下直後の長崎で撮影された
「焼き場に立つ少年」と呼ばれる写真とともに、
「これが戦争の結末だ」というメッセージを添えたカードを配布するよう指示したと、
海外メディアが報じました。
これを受けて、長崎市の田上市長は、スイスで開かれている、NPT
=核拡散防止条約の再検討会議に向けた準備会合に参加するのに合わせてバチカンを訪問し、
2日、ローマ法王に謁見しました。

この中で田上市長は、ローマ法王の平和に向けた取り組みに感謝の意を伝えたうえで
「被爆地を訪問いただき、高齢化の進む被爆者を励ましていただきたい」
と述べ、広島市の松井市長との連名の親書を手渡しました。
親書では、
「被爆地から核兵器廃絶に向けたメッセージを発信していただくことをせつに願っております。
そうしていただければ、必ずや今の国際情勢を乗り越え、
対話による平和構築に向けた大きな力になると確信しております」
などと書かれています。

これに対し、ローマ法王は「ぜひ訪れたいと思います」と市長に声をかけたということです。

05/03 10:35