昔は、曲げられない主張は、
死んでも守ったんだよ。
そのぐらい、命を懸けて、
自分の意見を主張した。
命を懸けるべき信念を持ち、
そして、実際に、二言なく、
主義主張を守って死んだ。
オマエラは、命を懸けて貫き通すべき信念があるか?
明治10年の薩摩隼人には、
命を懸けて貫き通すべき信念があって、
実際に命を懸けて戦い死んだ。
これを、子孫が、武士の本懐を遂げたと言わずしてどうする。
西郷も大久保も、命を懸けても惜しくも無い信念があって、
そして命を懸けて戦った。
勝敗は時の運だが、
そこに命がけで守るべき信念があって、
大久保もまた武士として、自己の主張を曲げなかった、
あっぱれと言う他あるまい。