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おととし、福岡市の病院にタクシーが突っ込んで10人が死傷した事件の初公判が開かれ、過失運転致死傷の罪に問われている元運転手の男は無罪を主張しました。

起訴状によりますと、福岡市の元タクシー運転手・松岡龍生被告(65)はおととし12月、タクシーを暴走させて福岡市の原三信病院の付近にいた男女3人を死亡させ、7人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。

10日の初公判、検察は冒頭陳述で「アクセルとブレーキを踏み間違え、狼狽(ろうばい)し、最低でも時速86キロまで加速した」と指摘しました。松岡被告は、「踏み間違えの事実はない。

意識を失い、衝突を避ける余地はなかった」と起訴内容を否認しました。弁護側は車に不具合があったとして無罪を主張しています。

2018/05/10 11:53
テレ朝ニュース
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