0001ばーど ★
2018/05/10(木) 20:03:50.41ID:CAP_USER9中期計画では、京都を観光の重点投資先に位置付けた。旗艦ホテルとして、JR京都駅(下京区)のそばで建設中の「ザ・サウザンドホテルキョウト」など、同駅周辺で3ホテルを新規開業する。四条河原町では生活提案型の複合商業施設も19年春に開業させる計画で、「1千億円の半分ほどはこれら大型事業が占める」(加藤好文社長)という。グループで運営するホテルの客室は3100室から3年後に5200室まで増える見通しだ。
市中心部に集中する観光客を分散させるため、洛北−東山−伏見・宇治の南北ラインを「ゴールデンルート」に設定。三条駅前の再開発に加え、中核となる出町柳、中書島両駅の再整備も進める。また、市内を走るバスの混雑緩和に向け、主要観光地を巡回するバスの運行も検討する。
鉄道は、昨年8月に運行を始めた座席指定の特急車両「プレミアムカー」の平均乗車率が7割と好調なことから、導入拡大を進める。沿線の伏見稲荷などを多く訪れる訪日客の旅客収入も、3年間で約2倍の年20億円に引き上げる。
同日発表した18年3月期の連結純利益は227億円と6年連続で最高益を更新した。訪日客の増加で旅客輸送が伸び、不動産事業も拡大しており、財務基盤の安定化で投資をさらに積極化する。
大阪市内で会見した加藤社長は「沿線の大型開発プロジェクトが完了する26年度までは投資がまだまだ必要。財務基盤を多少犠牲にしてでも、将来に向けて資金を投じたい」と述べた。
2018年05月10日 08時34分
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180510000024