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5月10日 19時17分
日本を訪れている中国の李克強首相と自民・公明両党の幹部が東京都内で会談し、日中関係を安定的に発展させるため、若手議員どうしの交流拡大に取り組むことで一致しました。

この中で李克強首相は「自民・公明連立政権との間で両国の関係を改善し、友好関係を再び正常な軌道に戻すことができた。今後、指導者が相互に訪問し、両国間の対話のメカニズムを回復させるなど協力関係を進展させていきたい」と述べました。

そのうえで、李首相は「両国の関係を長期安定的に発展させていくため、今後を担う予備軍である若手政治家の交流を強めていきたい」と呼びかけました。

これを受けて、自民党の二階幹事長が「与党の若手議員の代表を中国に派遣していきたい」と述べたほか、公明党の山口代表も「これからも揺るぎなく、日中友好にさまざまな役割を果たしたい」と応じました。

このあと李首相は野党各党の党首とも会談し、「ともに努力し、中日関係が正常になり、短期的、長期的に発展させていくことを期待している」と述べました。

これを受けて立憲民主党の枝野代表は「北朝鮮問題などの安全保障と経済で、両国が幅広くアジアと世界の平和と発展に努力することが重要だ」と応じました。

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