0001みつを ★
2018/05/11(金) 06:37:15.17ID:CAP_USER905月10日 16時56分
延岡市で８日から９日にかけて、警察官をかたる不審な電話が２２件相次いでいます。
このうち、キャッシュカードをだまし取られそうになった７１歳の女性が「丁寧な言葉遣いでだまされかけた」と当時の状況を振り返りました。
延岡市では８日から９日にかけて警察官をかたり、「ご家族はいますか」などと、一人暮らしかどうか確かめるような電話が２２件相次いでいます。
このうち延岡市鹿狩瀬町の甲斐キミ子さん（７１）が、当時の状況を語りました。
８日午後２時ごろ、自宅に１人でいたところ、金融機関の職員を名乗る男から固定電話に電話があり、「１人暮らしですか」と尋ねられ、「そうです」と答えると「後ほど警察から電話がある」と言われたということです。
その数分後、警察官をかたる別の男から「あなたのキャッシュカードが犯罪に使われていて、いま捜査している段階です」と再び電話がありました。
甲斐さんはいったん電話を切り、すぐに警察に問い合わせをして特殊詐欺の電話だとわかったということです。
甲斐さんはテレビや新聞などの報道を見て、ふだんから特殊詐欺に気をつけていたということで、「特殊詐欺について知らなければ、相手が丁寧な言葉遣いをしていたためだまされていたかもしれない」と振り返りました。
今回の一連の電話で被害は確認されていませんが、警察によりますと県内ではことしに入って先月末までに特殊詐欺の被害は後を絶たず、被害額は１０件合わせて６８０万円に上るということです。
延岡警察署生活安全課の中原博文課長は「警察官をかたる電話がかかってきたら、相手の所属や肩書きを問いただし、その後１１０番通報したり家族に相談したりしてほしい」と注意を呼びかけています。
